GWの渋滞5時間を解決する!?
GW3連休は子供たちの野球部の合宿で伊豆に
2泊3日で行ってきました。
もう10年以上も続く部の伝統行事ということで、
企画・運営いただいた監督・コーチを始め、
チームに関わる皆さんの子供達に対する思いを
感じられた素晴らしい時間でした。
ところで、都内から伊豆までは、東名高速乗る
と140キロ程度、通常2時間の距離が、GW
の混雑で5時間の行程でした…
車内でのオヤジトークも野球の話か渋滞の話に
自然と集約されていきます。
もっと朝早く出ても良かったねとか、近場で良
い 施設があればそちらにするのもありだね、と
かありがちなそんなたわいもない話から、だん
だんと妄想系の話になっていきます。
宝くじが当たったら自家用飛行機買ってピスト
ン輸送しようとか、いやヘリコプターじゃない
と場所の選択肢が減るとか、ヘリコプターなら
オスプレイにすれば全員いっぺんに運べるとか
いやいや近場に専用グラウンド作ってしまおう
とか、ドームにすれば天気も気にしないで済む
なんて話になって、まぁ、戯言ではありますが
それはそれで面白い訳です。
ふと、これってビジネス の現場で発生した問題
の解決方法を探している 時によく陥りがちなパ
ターンと同じじゃないか って思ったんですよね。
つまり、渋滞にはまっている状況という目の前
の問題を解決しようとしてしまい、本当の問題
を解決しようとしてない、ってことです。
本当の問題とは、そもそも合宿の目的は何か?
を踏まえて考えることです。
合宿のしおりによると、目的は2つあります。
①野球の技術伸長と基礎体力の向上を図る。
②集団生活を通して、社会性や連帯感を育てる。
この場合は、いかに練習時間を確保するか?と
いうことが本当の問題だと僕は考えました。
そもそも、練習=グラウンドなのかな?と考え
てみると、野球は実践と理論の両面が大切だと
改めて気づきます。
だとすると、
例えば、この渋滞にはまった移動時間の5時間
車内移動野球教室として、野球のルール解説の
時間として使うこともできる訳です。
「5時間の渋滞」を解決するのではなく、何の
ために移動しているのかという目的を踏まえて
考えると、「練習時間として使える5時間」と
見ることも出来る。
ビジネスとは問題解決、なのですが、目の前の
問題を解決するのではなく、目的を踏まえた本
当の問題は何か?定義してから、解決策を考え
る。このロジカルな流れが大切です!
その時に、頭の中だけで「考えよう」としても
どうしても目的を見失ってしまいがち。
拙速は巧遅に勝る、とは言いますが、本質を外
していては結果残念なことになるので、基本は
面倒でも、紙に書いて見える形にして「考える」
ことが何より大切です。
ロジカルに考えるために、紙に書いて考える
1行目の問題定義が何より大切です!
是非とも!
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