アイデア出し苦手なんだよな…そうだ!あのヒトに聞いてみよう!
こんにちは。アイデア大好き人間です。
ビジネスマンにとって日々のルーティーンを回すことだけでは、それは作業止まり。新しいアイデアでビジネスを生み出したり、業務効率化することが本来求められている仕事の本質だと思います。
それにしても、新しいアイデア出すのって苦労しますよね?
アイデアのタネとなる情報収集する上で僕が一番気にかけているのは、ただ面白いアイデアだなーで終わるのではなく、このアイデアは自分の仕事に何かしら関連付けできないか?応用できないか?という視点です。そうやって蓄積している情報の中から新しいアイデアが生まれることが多いんですが、一筋縄にはいきませんね(^^;
皆さんも新しいアイデアを求めて日々頭を悩ませているのではないでしょうか?
うんうん唸ってもアイデアは生まれない
よく言われていることですから皆さんも体感されているとは思いますが、アイデアを生み出すというのは、0を1にすることではないですよね。既存のアイデアの組み合わせ、掛け算で新しいアイデアを生み出せばいいのだと。
それはわかっているけど、何と何を組み合わせればいいか「切り口」がわかんないから、そこで時間がかかるんだよねーと悩んでませんか?
きっかけを強制的に作る仕組み作り
そんな「切り口」で悩む時間はもったいないですよね。
考える仕組みを使うと、アイデア出しも「作業」として処理することが可能です。
クリエイティブなことも落とし込んでいくと行き着くところは作業ですからね。
考えるべきポイントをパターン化して、誰でも考えることができるようにした型、を使いましょう。
アイデア出しも、既存のアイデア同士の掛け算だと言うなら、その掛け算させるポイントが「型」になっていると楽ですよね?
「マクドナルド理論」で体感してみる
マクドナルド理論をご存知でしょうか?
ランチタイムにどこのお店に行く?という話になった時、「マクドナルドに行こうよ」と提案すると満場一致で「マクドナルドはやめようよ」と返され、不思議とよりよいアイデアが出てくる、というのがJon Bellさんの提唱する「マクドナルド理論」。Bellさんによればこのマクドナルド理論を使うと、行き詰まりがちなビジネス会議やプロジェクトでより優れたアイデアを出すことができるそうです。
http://gigazine.net/news/20130502-mcdonald-theory/
ああ、聞いたことがるし、言われてみればそうだよな、と思いませんか?
この場合は「実行可能なアイデアのうち最低のもの」を提案することがトリガーとなって、アイデアが次々と出てくるというわけです。
そう。大切なのはこの「トリガー」です。
何かきっかけがあれば最初の一歩を踏み出しやすくなることがよくわかる事例ではないでしょうか。
では具体的なアイデア出しの方法について書いていきますね。
そうだ。オズボーン氏に聞いてみよう!
ビジネスマンならご存知の方も多いでしょう「オズボーンのチェックリスト」
ブレーンストーミングを生み出したアレックス・オズボーン氏が1920年代に発明した、9つの発想の「切り口」で強制的にアイデアを大量に生み出す仕組みですね。
1.転用 新しい使い道はない?
2.応用 何かを真似できない?
3.変更 変えてみたら?
4.拡大 大きくしてみたら?
5.縮小 小さくしてみたら?
6.代用 他のモノ・コトで代用できない?
7.再利用 入れ替えできないか?
8.逆転 逆にしてみたら?
9.結合 組み合わせたら?
どんな切り口があるかな?ということであなたは悩む必要はありません。
9つの切り口に対してどんなことが考えられるか悩むだけです(笑)
ところで、
こんな便利なツールですが使いこなすとなるとどうでしょう?
かくいう僕も社会人になってすぐに知ったんですが、これを使ってアイデアを生み出せるようになるまでは試行錯誤して10年以上かかりました(^^;
使いこなせるようになってから、新しい販促の仕組みを構築したり、業務効率化につながる提案を数多く行えるようになりました。
その秘訣はこれです。
マンダラチャートと組み合わせるといい感じ
また新しい考える仕組みが出てきました。「マンダラチャート」
マンダラチャートは、3×3のマトリックスを使ってアイデアを発想し、思考を広げていきます。9マス発想法とも言われています。
最近だとプロ野球の日本ハムの大谷翔平選手の高校時代の目標設定シートがマンダラチャートだということで話題になってました。
これはこれでアイデア発想の優秀なツールなんですが、3×3のマトリックスが9つあるところが、オズボーンのチェックリストの9つのチェック項目と一致するんですよ。
そのマンダラチャートの使い方を少し変えて、オズボーンのチェックリストと組み合わせてアイデア発想の仕組みにしてしまうのです。
オズボーンのチェックリストは発散的思考法で、アイデアをどんどん出す手法ですが、ここが良し悪しなんですよね。
僕もこれまでの悩みは、広がりすぎて収集がつかないことでした。
マンダラチャートの考える力を借りることで、枠内に収まることで制限をかけてあげることで、驚くほどアイデアがまとまるようになりました。
それでも、9つのアイデアの切り口に対して、中心にタイトルを記入するので各8つの枠にアイデアを書き出すと、8×9=72ものアイデアが生まれる仕組みの出来上がりです!
最近は方眼ノートを使っているので、こんなイメージで活用してます。
一人ブレストでやってもいいし、チームメンバーと一緒にブレストしてもいいですね。
オンラインでも面白いツールがあるよ
オズボーンのチェックリストの9つの切り口が漠然としていて、もう少し情報が欲しいという方にお勧めするのはこちらのサイトです。
アイデア生産工場
http://www.idea-plant.net/?s=i
オズボーンのチェックリストの9項目について、より具体的な設問がランダムに出てくるので、何パターンもアイデア出ししたい時には便利ですね。こちらも要はきっかけ作りの仕組みです。
こうやって使い勝手のよいツールを使うとアイデア出しもぐんと捗りますよ(^^)
今日のまとめ
- 新しいアイデアを発想するにはきっかけを強制的に生み出す仕組み作りが大切
- オズボーンのチェックリストという考える仕組みがきっかけ作りに有効
- それにマンダラチャートという考える仕組みを組み合わせて活用するとアイデア出しがぐんと捗る!
- オンラインツールも便利なものがあるので活用してみる
今日の行動
アイデア出しに悩んでいる自分に気づいたら、アイデア出しの仕組みを作ってしまおう!
- 方眼紙に(3×3)×9のマトリックスを書く
- オズボーンのチェックリストの9項目をマトリックスの中心に書き込む
- アイデア出しに悩んでいる項目をタイトルに書いたら、それぞれ8つのアイデアを書き込んでいこう
では今日もよりよい1日を過ごしましょう!
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