アイデアの引き出しは要らない。調達する仕組みがあればいい。
皆さんもアイデアを0から生み出すのは結構大変じゃないですか?
と言うか大したアイデア出てこないですよね?
いや、じゃんじゃんアイデア湧いてくるよ!なんて方が羨ましいです(笑
例えば、僕は先日、勤務先のイベント企画担当者からこんな相談を受けました。
◯◯展にセミナーを出するので、チラシに載せる「キャッチーな」セミナータイトルを考えて欲しい。
そして二人で机に向き合って、あーでもない、こーでもないとか
行き詰まる一番の鉄板パターンですね(^_^;)
時間がふんだんにあるなら、そういうディスカッションも大切でしょうが、
広告代理店の方のようにそれを考えることが本業ではないなら、
さっさと時間区切ってタスク処理したいですね。
僕もかつては、ない頭ひねっていつもウンウン唸ってましたが、
あるメソッドを使うようになってから楽々アイデア出しできるようになりました。
アイデアを調達する仕組み
考え方としては、アイデアの引き出しなんかなくても大丈夫なんです!
アイデアを調達する仕組みがあればいいんです。
その名も「タイトル拝借メソッド」
世の中で売れてるタイトルの構造を拝借してアレンジしましょう。
多くの人の心を掴んでいる実績がある言葉
例えばヤフーニュースの記事タイトルや、
雑誌の表紙や目次のタイトルからその構造を拝借してアレンジするのです。
雑誌であれば、今回の企画の対象者が読者層であろう雑誌の最新号
これをコンビニで買ってきましょう。
そして、表紙のコピー、目次のコピーを眺めてみてください。
あ!、これ使える!
そんなキャッチーなタイトルが表紙や目次が並んでいませんか?
雑誌パラパラめくって、引っかかったキーワードを起点にアイデアを
展開していけばあっという間に解決です!
例えば、手帳のブログを書いたとしてタイトル考えるとします。
僕の手元にはなぜかananがあります(笑)表紙にはこうあります。
「知っていると、愛される!得をする!今どきマナーQ&A」
これをヒントに、
「知っていると得をする!?4月始まり手帳の使い方Q&A」
こんな感じ。テキトーに書きましたが、ちょっと引っかかりません?
ニュースサイトや雑誌は今の時代を反映した人の心をつかむ言葉を使ってます。
そこで使われる言葉は、言葉を使うプロ達が企画の対象者に響くように頭をひねった言葉が使われてます。
少なくとも平凡な頭の僕たちが、0からうんうん頭ひねって出す言葉よりクリエイティブなはず。
「アイデアのつくり方」(ジェームズ・W・ヤング著)という1940年初版の超ロングセラー発想術にこうあります。
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
最初に読んだのが30歳の頃でしょうか。目から鱗とはこのことか!と思いましたね!
例えば、料理なんかアイデアそのものですよね。
誰もが知っている材料を、今までとは違う方法で組み合わせる。
カレーを作るにしてもクックパッドを覗くと、究極のカレーだの至福のカレーだの新しいアイデアだらけですよね!
そして僕らはそのレシピで至福のカレーを作って、おー、これは新しい!とその味を堪能する。
決して、これはカレーじゃん!新しくもなんともないじゃん!なんて思わないですもんね?
アイデアを展開する仕組み
そんなに簡単にアイデアを展開させるのがそもそも難しいなら、
これも0から考えようとするのではなく、きっかけとなるものがあれば楽です。
つまり、アイデアを展開する仕組みです。
いいのがありますよ。有名どころが。
「オズボーンのチェックリスト」
1.転用 新しい使い道は?他分野へ適用はないか?
2.応用 似たものはないか?何かの真似はできないか?
3.変更 意味、色、働き、音、匂い、様式、型を変えれないか?
4.拡大 より大きく、強く、高く、長く、厚くできないか?時間や頻度などかえれないか?
5.縮小 より小さく、軽く、弱く、短くできないか?省略や分割できないか?何か減らせないか?
6.代用 人を、物を、材料を、素材を、製法を、動力を、場所を代用できないか?
7.再利用 要素を、型を、配置を、順序を、因果を、ペースを変えたりできないか?
8.逆転 反転、前後転、左右転、上下転、順番転、役割など転換してみてらたどうか?
9.結合 合体したら?ブレンドしてみたら? ユニットや目的を組み合わせたら?
この9つのアイデアチェックリストで、拝借してきたタイトルにアレンジ加えれば、
はい「キャッチーな」タイトルが完成です。
皆さんもアイデア出しに時間がかかっているなら、アイデアの種と展開の種を調達することやってみてはどうでしょうか?
ではまた!
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