「人生逆算メソッド」で、死に様が見えれば、生き様が決まる!

前回に引き続き、業務効率化するその前に。自分を知り、今を生きるためにはどうしたらいいのか?
STEP1では、オレカンパニーのCEOはオレ。自分の組織図を書こう!ということで、多面的に自分を知ることから始めよう!とお伝えしました。
今回はSTEP2として、「目標設定」について考えてみます。
最適な目標設定してますか?
最適というのは自分の人生にとって最適なのか?、目指したいことからずれてないのか?という視点です。
今年も気がつけばもう80%消化しました。また年があけると一年の目標を手帳に書き込みますよね?
その時に、過去を振り返って、目標決めがちじゃないですか?
「去年」は○○が上手くできなかったから、今年は上手くなりたい、とか。
そんなノルマ的な内容になってしまうとモチベーションも持てませんから、正月休みが開けると同時に脳内から胡散霧消し、あれ?今年何か目標立てたっけ?となるわけですね。
身につまされます…
じゃあ、自分の人生にとって最適な目標設定とはどんな視点が必要なんでしょうか?
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」
アップル社創業者スティーブ・ジョブズ氏が、2005年にスタンフォード大学卒業式でスピーチしたメッセージとして有名な一節ですね。
3つ目は、死についての話です。
・私は17歳の時、こんな感じの言葉を本で読みました。「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。そうすればいつかあなたが正しいとわかるはずです。」これには強烈な印象を受けました。それから33年間毎朝私は鏡に映る自分に問いかけてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だしたら、今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」それに対する答えが「NO」の日が何日も続くと私は「何かを変える必要がある」と自覚するわけです。
・自分がもうすぐ死ぬ状況を想像することは最も大切な方法です。私は人生で大きな決断をするときに随分と助けられてきました。なぜなら、他人からの期待、自分のプライド、失敗への恐れなど、ほとんど全てのものは…死に直面すれば吹き飛んでしまう程度のもので、そこに残るものだけが本当に大切なことなのです。自分もいつかは死ぬと思っていれば、何か失うのではかないかと危惧する必要はなくなるので、私の知る限りの最善策です。失うものは何もない。思うままに生きてはいけない理由はないのです。
ティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)字幕動画
http://sago.livedoor.biz/archives/50251034.html
この話を聞いた時にものすごい衝撃を受けたんです。そのあとに続く「この言葉」に。
それに対する答えが「NO」の日が何日も続くと私は「何かを変える必要がある」と自覚するわけです。
「うわー、NOだよ!、NO!、NO,NO,NO!」
このメッセージを毎日自問自答して、NOの日々が続きました。
でもどうしたらいいかわからなかったんです。
「何かを変える?」「何をするか?」
だけを考えているだけではダメだったんです。
死に様が見えれば生き様が決まる
で、ある時、「明日死ぬかもよ?」という話を聞いた時に、猛烈に怖くなったんですよね
うわー、オレ何も残すものがないなって、後悔するんだろうなって(笑)
じゃあ、どういう状態が後悔ない人生と言えるのかな?
じゃあ、後悔する瞬間っていつだ?って考えていたら
それは「死ぬ時」ですよね。
だったら、死ぬ時に、やりたいことは「やった」し、満足した顔して死のう!と思ったわけです。
達成しているかどうかではなく、達成したいゴールに向かって時間を使ってきたか?
つまり、「もし今日が自分の人生最後の日だしたら、今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」
と自分に問いかけて「Yes!」と確信を持って言えるようにすればいいと。
会社員としての仕事が8時間あっても、朝や夜に自分がやりたいことの時間をとって、その活動をやっていれば、もしも達成してなくても、やりたいことをやった人生と言えるではないか
そうすれば、いつ死んでもこの人の死に様って素敵やな、って思ってもらえるかなって。
そこから人生逆算してったらいいやん!ってことに気づいたんです。
「人生逆算メソッド」で死に様が見えれば生き様が決まる
どう生きるか?ってのはプロセス
ゴールであるどう死ぬか?が先にないといけない。
つまり、「死に様が見えれば生き様が決まる」ということ。
そこでご紹介するのが「人生逆算メソッド」です。
では一つずつ説明していきますね。
1.人生の最期でどう感じながら死にたいか?
僕は80歳まで生きれたらめっけもん!だなと思ってますが、病気か事故かポックリか「死に方」は選べないでしょうが、どういう気持ちで死んでいったのかという「死に様」は自分で決められます。
ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5、ご存知ですか?
1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
4. 「友人関係を続けていれば良かった」
5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
大切なことは失くして気づくと言いますが、亡くなったら終わりですから悔いなく死にたいですよね。
明治の政治家 後藤新平が倒れる日に残した言葉
「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」
という話は有名ですが、かっこいいですね。
僕は考え方とか思想を残して死にたいですね(^^)
ハッピーという価値観を大切にする考えや思想を。
で、こんなことを感じながら死にたいんです。
「やることやったー。何の後悔もないわ。少しは世の中をハッピーにすることに貢献できたなー。みんなハッピーでな(^^)」
って。
2.どんな弔辞を言ってもらいたいか?
次考えるのは、自分の葬式です。
葬式出してもらえるまっとうな人間として生きていきましょう(笑)
どんな弔辞を言ってもらいたいか?考えます。
誰が言ってくれるのか?そこは悩む必要なし。
STEP1では、オレカンパニーのCEOとして自分の組織図描いて、いろんな役割に気づいたと思います。
その中の「人間関係」という自分の資産の中での役割ごとに、どんな弔辞を言ってもらいたいか?考えましょう。
僕は、オヤジとしての役割では、子供達からはこんな弔辞を言ってもらいたいですね。
「オヤジ、いつも背中でオヤジとしての生き方を語ってくれてありがとう。俺らもちゃんと子供達に伝えていくよ」
にんまり( ̄▽ ̄)
3.どんな役割を果たしていくべきか?
それが役割ごとに決まったら、
そういう弔辞を言ってもらうためには、どんな生き様を見せなければいけないか?
つまりどんな役割を果たしていくべきか?ということが見えてくるはずです。
僕は、「背中で生き方を語る、自分が生き方の手本を示す」、ということになりますが、特に伝えたいのが「好きな仕事して楽しく生きていけばいい」という価値観です。
会社から帰って来たお父さんが疲れ果てていたら、仕事って大変なんだな、とか、辛そうだな、なんて価値観を子供たちが身に付けてしまうでしょ?
だからといって、無理に楽しそうな姿を見せるのではなく、僕はコンサルタントとしては好きなことをさせてもらっているんで、サラリーマンとしての仕事をいかに自分にとって楽しいものにするか?という視点で取り組む必要があるな、とか考えるわけです。
オレカンパニーで描いた組織図でのそれぞれの役割を明確にしていきましょう。
4.目標達成のためのPDCAをどう回すのか?
それぞれの役割が明確になったら、年間の目標を決めましょう。
もちろん自分がワクワクするもので!
「○○しなければならない」みたいなノルマ的な目標設定はモチベーションがわかないですからね。
あとは、それを月間目標に落とし込み、その月になったら週間目標に落とし込む、といった流れです。
でも、全部の役割について目標決めて、月別に落とし込むなんて無理ゲーでしょう、と思いますよね?
できない理由考えても仕方ないんで、自分が一番大切にしたい役割から始めたらいいんじゃないですかね?
僕はオヤジとしての役割では、今年は2つ目標あります。
毎日夜寝る前に、お互い楽しかったことの話をする。
毎週土日のどちらかでは、キャッチボールする
子供から楽しい話を聞くだけでなく、自分もどんな楽しいことがあったか、話をすることで大人も楽しく生きてんだなーと感じてもらいたいな、と(^^)
こうやって「人生逆算メソッド」で死に様が見えれば生き様が決まったら、
あとは、
「手帳とノート」で計画を立て、日々のPDCAを回していく
わけです。→PDCA回したいなら、その手帳じゃダメじゃない?
いかがでしょうか?
来年の目標は今までとは少し違ったものになりそうではないですか?
まとめ
- あなたのビジョンが明確でないなら、それを明確にすることが、仕事メタボからの脱出の第一歩。
- 人生逆算メソッドで、死に様が見えれば生き様が決まります。
- 弔辞ワークを通じてビジョンを明確にしたら、その生き様を実現する目標設定しましょう。
- 目標を実現するための毎日の行動は手帳とノートでPDCAを回していきましょう。
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