たくさん読書して学んでるけど、身につかないのが悩み
読書好きです。年間200冊程度買い込みます。当然amazonのプライム会員です。
朝通勤電車でポチった本が夕方オフィスで手に取ることができる環境にすっかり
毒されてます。いい意味で。
他にも、セミナーとか勉強会にも2ヶ月に1回程度は参加してます。
オフィスワーカーの皆さんも読書や勉強会・セミナーで学んでいるとは思いますが、
気がついてたら何も身についてないってことないですか?
読書やセミナーは、学びっぱなしならドーピングと一緒
例えば、本を読み終わって、すごくいいこれ!と気持ちが高まった、勉強会や
セミナーに参加して、講師の話や参加者に触発されてすごくやる気が出た、
でも、翌日には何も変わっていない。
これってドーピングみたいなものですよね。
どうしてこんなことになるんでしょうか?
「わかる」+「できる」はセット
原因のほとんどがこれです。
学びっぱなし、つまり、「わかる」で終わっている。
僕もしこたま読書・勉強会参加してきた経験から痛感してます。
読書が趣味なら、読む=「わかる」で終わっていいんですよ、
でも、ビジネス書とか自己啓発に関するものなら「わかる」で終わっちゃ
ダメですよね。
「わかる」+「できる」がセットになって初めて読書した・勉強会に参加した
目的が達成できます。
読書の目的は明確?
意気込んで読書して何かを得ようとしたけど、あまり頭に残ってないとか、
身についていないという悩みはそもそも入り口が間違っているからなんです。
どういうことか?
読んでから何かを得ようとするのではなく、最初に目的を明確にして、
その具体的な解を探しながら読書していけばいいんです。
読書の目的なんて考えたことないかもしれませんが、その本を手に取ったと
いうことは何かを得たいという目的があったはずです。
何かいいこと書いてないかなぁという読書では、ネットサーフィンと同じで
読み終わった時に漫然とした記憶しか残らないと思います。時間の無駄です。
目的を持って読書することから始めください。
そのためにどう行動したらいいか?
表紙の裏に読書の目的を書き込むのもいいですが、僕がお勧めするのは「栞」を
活用する方法です。
ポストイットにこの読書の目的を書き込んでおくんです。そして栞として使います。
こうすると、読書中も目に付きますし、本を開くたびに目的を見失うこともありません。
勉強会やセミナーでも同じように活用出来ますね。
そもそも本は一冊全部読む必要はない
何でしょうね、本は全て読まないといけないという思い込み。
小説ならまだしも、ビジネス書とか自己啓発系の書籍ならば、はっきり言って
一冊全て読む必要はないですし、最初から読まなくてもいいです。
一言一句読む必要もないですしね。
上記で述べたこの読書の目的が1つでも見つかればいいじゃないですか!
もったいない?
あれもこれも欲張って読書している時間の方がもっともったいないと思いません?
読書は目的を持って行い、1つでも目的の解が見つかったらよしとする、このように
読書に対する意識を変えましょう。
ただ、勉強会やセミナーだとこれは途中退席ということで、なかなか難しいですね (;^_^
「できる」ようにするには「行動」する
さて、読書の目的の解が「わかった」ら、次は「できる」ようにするための
「行動」です。
「できる」ようになるためには「行動」するしかありませんからね。
じゃあ、どんな行動を取ればいいんでしょうか?
以前の投稿でお話しした時間管理のマトリックスでいうと、
「読んでわかる」=「消費の時間」 で 「わかってできる」=「投資の時間」
そうです。投資の時間に必要な行動は「予定する」です。
「行動」するために、スケジュールを入れよう
アウトプットすることで、わかったと思っていたことが実は全くのでたらめだと
気づかせてくれます。
ただし、アウトプットとはよく知られているようなAmazonのレビュー欄に書評を
投稿したり、他人に話してみることでもありません。そのこと自体は大切だけど
それで終わりではありません。この先が一番のポイントです。
読書や勉強会・セミナー参加の目的だった、何かを解決したり、変化させたいと
思っていたことに対して行動することです。
その行動をいつ行うのかスケジュールに入れてください。
これやろうと思っていても、エビングハウスの忘却曲線よろしく明日には70%以上
忘れてます。
ポイントは、72時間以内にケジュールを入れることです。
読み終わって72時間以内、勉強会・セミナーが終わって72時間以内です。
三日以上放置するともう過去のことですから、鉄は熱いうちに打てです。
具体的な行動がすぐに思い浮かばない時は、こんな予定でもいいでしょう
「◯◯について具体的な行動を決めてスケジュール化する」
僕の最近の例ですが、先月Excelの勉強会に参加してきました。
Excel使うのは会社員としての仕事の部分がメインですが、自分自身への投資
ですから自己負担です。
今年のサラリーマンとしての年間の昇給額の半分くらいつぎ込みましたが、
回収するのも時間の問題でしょう。
これまで追及して身につけてきたExcelテクニックは、10→1に効率化するための
テクニックでしたが、今回学んだテクニックは、10→0にするためのテクニックでした。
目から鱗。やめることが出来ることがまだまだあることを痛感しました。
勉強会が終わって帰りにカフェに立ち寄り、そこで何やるか考えました。
1.勉強会でやった例題を復習でやってみる
2.自分の業務に当てはめて、まず1つ実践してみる
3.形が見えたら部署のミーティングでシェアし、毎週みんなで勉強会を開く提案する
4.全5回程度の勉強会を開き、みんなに講師として教える
5.自分の業務を一つづつ対応させて改善する
それぞれいつ行うのかiPhoneのスケジューラーに登録してから帰宅しました。
そして、現在4と5のステップです。
4は、講師として部署のみんなに毎週1時間程度の時間をもらってレクチャーしてます。
手当もらいたいくらいです(笑)ま、教えることが一番の学びです。
教えながら気づいたポイントが5の自分の業務改善に反映できますしね。
まとめ
- 読書やセミナーは、学びっぱなしならドーピングと一緒です。
- 「わかる」+「できる」はセット
- 目的を明確にして読書してますか?
- そもそも本は一冊全部読む必要はないんです。
- 「できる」ようにするには「行動」が必要。
- 「行動」するためには、スケジュールを入れよう。
せっかく学んだことは、しっかり身につけるための行動を行いましょう!
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