多忙は怠惰の隠れ蓑
年度末もいよいよ差し迫りましたが、もしかして「多忙」ですか?
「多忙は怠惰の隠れ蓑」って言葉があります。
コピーライター糸井重里氏の恩師の言葉、と僕の手元のメモには書いてあります。
痛いとこ突いてきますよね(^_^;)
実は、「忙しい!」「多忙ですっ!」って感じてる・言葉を発している時は要注意なんです。
なぜなら、それは思考停止キーワードだからです。
思考停止とは?
多忙だということは仕事がたくさんあるし、目の前の仕事に一生懸命取り組んでいる時ですよね
それを「怠惰」とはどういうことだ!とお怒りごもっとも。
でもですよ、考えてもらいたいんです。
忙しいのが当たり前、忙しいことで仕事してる感じになってはいないか?と。
「いやぁ、最近寝てなくて」という睡眠不足自慢してないか?と。
はい。僕はかつて盛大にしてました、思い出すと、いやーカッコ悪い(^_^;)
忙しいということは何かしら問題があるはずなのに、改善に向けた行動をとらず、目の前の問題解決を惰性で行っている。目の前しか見てなくて、もっと大局的な楽になれる未来のことを考えることができていない思考停止状態。
こういう状態は怠惰だと言えませんか?
多忙という言葉で思考停止に陥るのではなく、「そもそも何でこんなに忙しいのか?」とその原因を見つけて、そこを解決することが本当の意味での仕事のはず。
穴の開いたバケツの水漏れの対処に忙しいとしましょう。
穴の埋め方の上手いコツとか、防水性能がすごいテープはこれだとか、そんなことじゃないはず。そもそもの問題は穴が開いたバケツ使っているから忙しいんですよね?
バケツを交換しましょう。以上。
「そもそも」で始めて、「かな?」で終わる
思考停止キーワードを使わずに問題解決するために大切なキーワードは2つ
1つは、「そもそも〜かな?」で考える
そもそも、この仕事、今年も続けないといけないのかな?
そもそも、このイベント来月じゃなきゃいけないのかな?
そもそも、この仕事の目的はこれだったのかな?
そうすると、やることが当たり前という前提ではなく、ゼロベースで物事を考えることができるようになります。現状を疑え!です。
もう1つは、「誰のため?何のため?」で考えることです。
このキーワードは、株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所の横田尚哉氏が提唱されている「ファンクショナルアプローチ」という問題解決のためのメソッドです。
ファンクショナル・アプローチは、まだ見ぬ新しい改善策を創造しようとするものです。
ある事象に対して「何のため」と問いかけます。そうすると、真の目的にたどり着くことができるからです。その真の目的を達成する手段を新たに創造することで、目の前の事象を改善していこうとするテクニックです。
この前提は、目の前の事象を手段と捉えることです。手段という開始点から未来に向かった、理想追究の恋人探しをすることになります。
意識する方向が180度違います。質問を「なぜ」から、「何のため」に変えることで、人の意識は過去志向から未来志向へ180度変わります。
株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所オフィシャルブログより
http://www.fa-ken.jp/blog/todays-function/why-or-what-for/
この作業は「何のため?」、と自分に問いかけてみてください。今までの問題解決ではなく、実現したい未来に対して、今までとは違うアプローチでの問題解決に向けて頭が働き始めます!
その時に一番大切なポイント!
頭の中で考えるのではなく、ノートの上で考えることです。方眼ノートの上でロジカルに筋道つけて考える。
もしかしたら、今まではノートに仕事をチェックリストとして列挙して、ひたすら処理していく、、、といったやり方で仕事をしてて、ノートを正しく使ってなかったために、頭を整理することができてなかっただけかもしれません。まさに「原因はノート」にあったのかもしれませんね。
方眼ノートの正しい使い方で、ロジカルに考えることが出来るようになるセミナーも開催してますので、気になる方はこちらを是非チェックしてみてください。
そしてあなたの価値を高める仕事をしてください
その仕事を通じて、顧客満足や売上アップといった業務上の成果があり、
同時にあなた自身の成長にもつながり満足度も高い価値ある仕事にフォーカスしましょう。
多忙という思考停止に陥らず、「そもそも~かな?」「誰のため?何のため?」でゼロベース思考で考えて、「やめる」、「他人に任せる」、「簡素化する」、といった選択肢を持ちましょう。
例えば、目の前の「雑務」
慣れているから楽だし、頑張っている自分がわかるからついつい手を出してしまいますが、成長にもつながりませんし、そもそもあなたの時給でやるべき仕事でしょうか?冒頭に出た「多忙は怠惰の隠れ蓑」の典型例ですよね。
こういう時、時給という視点で考えてみてはどうでしょうか?
あなたが年収1,000万円だとしたら、1日14時間働いていたら時給3,000円。残業なしで1日7.5時間働いていたら時給5,500円です。
その時給価値以上の仕事をしているでしょうか?
その仕事が時給1,000円の方が1時間で出来るのだとしたら、毎日2,000円~4,500円もの無駄が発生したことになります。
ちりつもとは良く言ったものです。これだけで年間48万円~100万円の無駄が発生してます。
その無駄は残業代という直接的な無駄かもしれませんし、その時間を使ってもっと生産性の高い仕事が出来ていたかもしれない機会損失(チャンスロス)という無駄かもしれません。
個人事業主の方や部下がいない方なら、アウトソーシングは有効な手立てです。
友人の複業家は、自分の価値を高めるアフターファイブの時間を使うために、会社員の残業減らす目的で『Kaori-san』というオンライン秘書サービスを活用してます。結構仕事に役立っているようで、最近も上司から評価されたと喜んでました。
ちなみに『Kaori-san』の「オンライン個人秘書」は30日間2,490円からの4プラン
プラン名がすごい!「バイトプラン」「部長プラン」「社長プラン」「会長プラン」(笑)
「時間を買う」ことが気軽に始められそうですね!
まとめ
・多忙は怠惰の隠れ蓑
・多忙という思考停止キーワードで、目の前の問題解決に血道上げてませんか?
・「そもそも~かな?」「誰のため?何のため?」を使ってゼロベース思考で考えましょう
・もちろん考えるのは頭の中ではなくノートの上。方眼ノートを使ってロジカルに考える仕組みを持ちましょう
・時給という視点で、作業をアウトソースすることで、時間を買うことは出来ます。
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