もったいない!は業務効率化の敵だ!

もったいない!は業務効率化の敵だ!

今日のテーマは「もったいない」です。

先日とある方から紹介された本を読んでからトイレ掃除にはまってます。
トイレの神様に感謝しながら、トイレに素手をずぼっと突っ込み掃除する
訳です。

ありえへん!、と思ったあなた
正常です。

これまでどちらかというとトイレ掃除はネガティブな気持ちでやってた僕は、
ほんとに想像したこともなかったんですが、素手を突っ込んで掃除していると、
なんと、心が落ち着くというか心がすっきりするんですよ。

普段のトイレ掃除が、同時に心を落ち着かせる時間になるという一石二鳥効果!
まさに、コペルニクス的転換です。


あ、トイレ掃除の話に夢中になってしまいましたが、
今日お伝えしたかったのは素手で掃除したらいいよ、という話ではありません。


オカムラ家ではトイレ拭くのにトイレ掃除シート(トイレクイッ●●)を
使ってたんです。先日うちの奥様がぽろっと、
「これトイレに流せるタイプじゃなくって不便なのよね」とつぶやいたんですね。

おや?

普段から、不便、不満、不平、不信、不具合、不安、不快、不自由といった
「不」の解消こそ業務効率化のネタですから、そいういった言葉には敏感です。

奥様曰く、トイレの床を拭き掃除して、トイレから持ち出して、隣の洗面所の
ゴミ捨てに持っていくのが面倒で不便だと。 その場でトイレに流して捨てるこ
とを知ったら、たった数歩持ち出すだけでも不便になるわけです。

「じゃあ、なんで使ってるの?」と聞くと、
「使わないともったいないじゃない」

出た!「もったいない」お化け(笑
こんなことあなたの身の回りにあふれてませんか?

・今挙げた掃除道具のように、使いにくいのにあるからというだけで使ってしまう
・本を読み始めて、数ページめくって面白くない、のに、最後まで読んでしまう。
   結果的に何も得られなかった。。。
・映画やビデオを観はじめたけど、思ってたのと違って面白い気がしない、のに、
   最後まで観てしまう。疲れただけだった。。。
・頑張ればいつかは報われるはずだと間違った方法でやり続けてしまう。いまだに
   成果は出ない。。。

これらは心理学でいうところの「サンクコストバイアス」ですね。
>既におカネや時間を使ってしまった、という理由だけで、損な取引に手を出し続ける
   心理的傾向のこと。

モノが捨てられないのと一緒で、すでに所有しているもの、投資したものには価値がある
と思い込んでしまう。そんな時は、自分への質問を変えてみるといいですよ。

「もし、まだ1円もおカネを使ってないととしたら、今からこれを買うだろうか?」
「今これを、読むのを・観るのを・するのをやめたら、何に時間とお金を使えるだろうか?」

そうやって常に損切りしていくことが、最短の時間で最大の成果をもたらすこと、
つまり人生をフォーカスすることにつながります。

さて、先ほどの例で挙げた使いにくいお掃除シート
「もったいない」は、奥様の価値観にあるモノを大切にするから出た言葉ですから、
ないがしろにすることはできません。
捨てるんじゃなくて、拭き掃除としての機能としては使えるんだから、床掃除とか
キッチン周りで使えばいいんじゃない?ということで落ち着きました。
奥様のご機嫌損ねずに最高の成果を狙うのも大変ですがいい訓練になります(^^ゞ

ぜひとも、「もったいない」から「損切り」への意識変換はじめてみてください。

参考書籍: エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 


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